「アイドルのメジャーデビューってそもそもなんなの?」
アイドルは「メジャー」と「インディーズ」の2つに分かれており、その違いを説明できる人はあまり多くありません。
そこで今回はアイドルの「メジャー」と「インディーズ」の違い、また両者のメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。
目次
地下アイドルとは?
そもそも地下アイドルとは、メディアやテレビに露出するのではなく、ライブハウスなど比較的小規模なライブ活動を中心に、活動を続けているアイドルのことを指します。
ただ「地下」という言葉が暗いと連想する人が増えていることから、「ライブアイドル」や「現場アイル」と呼ぶ人も増えています。
地下アイドルの大半は、メジャーデビューせず、インディーズとして活動していますが、中にはメジャーデビューを果たしたアイドルもいます。
「AKB48」や「ももいろクローバーZ」は地下アイドル出身。地下アイドルで活躍すれば、メジャーデビューを果たすことも可能です。
メジャーデビューとは?覚えておきたいインディーズとの違い
「メジャー」を日本語訳すると、大きい、主要などの意味があります。
多くの地下アイドルがメジャーデビューを果たすために、地下アイドルとして、活動を続けています。
ではメジャーデビューを果たすためには、どんな条件をクリアする必要があるのでしょうか?
日本でのメジャーデビューの定義は、「日本レコード協会に属しているレコード会社と契約を結び、
レコード会社から作品をリリースする」が、メジャーデビューを果たすが条件。
そして、インディーズとは日本レコード会社に属していないレコード会社に属しているアイドル全般を指します。
地下アイドルがメジャーデビューする方法
地下アイドルがインディーズからメジャーデビューを果たすためには、一体どんなことをすればいいのでしょうか?
ここからはインディーズからメジャーデビューを果たすための方法をご紹介します。
- ①ファンを増やす
- ②パフォーマンスを磨く
- ③実績を積む
- ④オーディションを受ける
- ⑤営業をする
それぞれ解説していきます。
①ファンを増やす
メジャーデビューの第一歩は、まずファンを増やす必要があります。ファンを増やすために、ライブ活動を行ったり、TikTokやYouTubeなどのSNSで露出を増やすなどの方法があります。
地下アイドルのお客様は、オタクの方が大半。でも、メジャーデビューを目指すのであれば、一般受けする作品を作る必要があります。
オタクの方からのウケを狙いつつ、一般受けするコンテンツを作成するためには、アイドルの実力だけではなく、プロデューサーの手腕も不可欠になっています。
②パフォーマンスを磨く
お客様を満足させるには、パフォーマンスを磨く必要があります。どんなアイドルもパフォーマンスが優れており、パフォーマンス力ありきで、ファンを増やせているのです。
パフォーマンスを磨く方法としては、練習を重ねるしかありません。ただたくさんのお手本が世の中にはたくさんありますので、空いた時間に有名アイドルのパフォーマンスを研究するのも1つの手です。
また仕事をしながら地下アイドルとして、活動する人もいるはず。そういった方は時間をうまく活用して、パフォーマンスを磨く時間を作りましょう。
③実績を積む
優れたパフォーマンスを持っていても、実績がなければ、メジャーデビューにはつながりません。ライブの実績を積むことで、メジャーデビューの階段を少しずつ登っていくのです。
実績を積む方法がこちらです。
- ライブ活動を増やす
- CDの販売数を増やす
- ライブの動員数を増やす
- SNSのフォロワーを増やす
認知を得るのはもちろんのこと、ファンを作らなければ、メジャーデビューはできません。
みんなから認められるようになってこそのメジャーデビューですので、お客様にファンになってもらうために何をすればいいのかを考え、実践していきましょう。
④オーディションを受ける
地下アイドルがメジャーデビューするための方法として、大手レコード会社のオーディションを受けるという手段もあります。
メジャーデビューの1番の近道は、大手レコード会社のオーディションに受かること。芸能事務所で下積みを積み、結果を残せば、メジャーデビューは夢ではありません。
ただオーディションに受かるためには、それ相応の実力が必要となってきますので、日頃からきちんとパフォーマンスを磨いておきましょう。
ネットで「地下アイドル オーディション」と調べると、各地のオーディションや日程の情報を得られますので、意欲がある方は、ぜひオーディションに応募してみてください。
⑤営業をする
地下アイドルからメジャーデビューをするために、大手レコード会社に直接営業するのも1つの手段。営業がうまくいけば、実際に大手レコード会社のプロデューサーが、ライブに足を運んでくれたり、直接契約に結んでもらえたりする場合もあります。
そのため直接自分たちを売り込む営業は、メジャーデビューまでの大きな一歩となるでしょう。
地下アイドルがメジャーデビューするメリット
地下アイドルがメジャーデビューをするメリットとは一体なんなんでしょうか?
ここからはメジャーデビューのメリットをご紹介します。
- ①知名度が上がる
- ②メディアにも出演しやすい
- ③使えるお金が増える
一つずつ解説していきます。
①知名度が上がる
地下アイドルがメジャーデビューを果たすと、テレビや雑誌などメディアへの露出が増えるため、知名度が上がることは間違いありません。
知名度が上がれば上がるほど、新しい仕事に挑戦できます。
またインディーズだとCDの販促は自分たちで行う必要がありますが、メジャーデビューを果たすと、販促活動もレコード会社が行ってくれます。
②メディアにも出演しやすい
大手レコード会社はコネクションが強いため、メディアに露出しやすいというメリットがあります。
雑誌取材やテレビ番組の出演は、インディーズだと難易度が高いですが、大手レコードに属せば、そのチャンスが回ってくる可能性が高くなります。
またメディアへの交渉もレコード会社が行ってくれるため、営業の労力もコストも削減できます。
③使えるお金が増える
レコード会社に所属するメリットは、会社の資金のバックアップがあること。
インディーズの場合は、CDの作成やレコーディング、販促をすべて自分たちの資金で行う必要があります。
資金面のバックアップは、活動の幅を大きく広げてくれますので、メジャーデビューには大きな夢もあります。
地下アイドルがメジャーデビューするデメリット
地下アイドルのメリットをご紹介しましたが、以下のデメリットもあるのです。
- ①自由が減る
- ②実力主義
ここからは地下アイドルのデメリットをご紹介します。
①自由が減る
レコード会社と契約を結ぶと、行動が制限されるようになり、これまでの自由度がなくなってしまいます。
またアイドルのあらゆる権利を会社が持つことになるため、曲の所有権の権利がレコード会社になってしまいます。
自分たちの音楽の方向性を変えられる可能性もありますし、予期せぬタイミングでの作品の販売も十分にありえます。
インディーズは自分たちの自由にできますが、メジャーデビューを果たすと、行動に制限がかかることを頭に入れておきましょう。
②実力主義
レコード会社にはたくさんのアイドルが所属しています。すべてのアイドルたちが人気者になるために、準備をしているため、結果が出なければ、別のアイドルに自分たちの枠を簡単に取られることも。
また実力社会ですので、結果を残せなければ、資金のバックアップも徐々に減ってしまうので、人気者になるために、どんなものが必要なのかを常に模索する必要があります。
まとめ:地下アイドルはメジャーデビューを視野に入れて活動しよう
「AKB48」や「ももいろクローバーZ」は、地下アイドルからメジャーデビューを果たしています。つまり地下アイドルが大活躍し、国民的アイドルになる可能性は十分にあるということ。
常にパフォーマンスを改善し、ファンを増やすために、なにをすればいいのかを模索する必要があります。
チャンスは、自分たちの手で掴み取らなければ意味がありません。
インディーズとして活躍するのもありですが、やっぱり大きな夢は見たいもの。どうせ頑張るのであれば、メジャーデビューを視野に入れて活動してみると日々の活動の過ごし方が変わるはずです。