あなたは高校生で、アイドルになりたいと思っているでしょうか?高校生の年代はアイドルとして活躍している人も多く、自分と同世代のアイドルを見ると憧れてしまうものです。
でも高校生からアイドルになるには、どういう手順を踏んでいったらいいのでしょうか?また高校生でアイドルになるには、どういったことに気をつけなければならないのでしょうか?
この記事では、高校生がアイドルになる方法や気をつけておくことについて解説いたします。あわせて、アイドルに必要な要素やアイドルと学業の両立についても見ていきます。
お読みいただき、高校生でアイドルになるための迷いが少しでも減らしてください。
目次
アイドルになりたいと思っても高校生からは遅い?
「今からアイドルになりたいと思っても、高校生ではもう遅いのでは?」と心配しているかもしれません。
K-POPアイドルであれば、幼いころから長い年月をかけてレッスンをしてやっとデビューしているのを知っているので尻込みしてしまうかもしれません。
ただし、日本ではアイドルの形はもっと多種多様です。もちろん歌やダンスのスキルが高ければそれに越したことはありません。しかし、他の能力で勝負しているアイドルも多くいますし、歌やダンスはアイドルをやりながら経験を積んで上手くなることもできます。
なにより現在のアイドルの主流は高校生くらいの年代が中心ですので、高校生からアイドルの世界に飛び込むのはむしろ適齢期といえるでしょう。なにも遅くはありません。
高校生アイドルの給料は?
ではもし高校生でアイドルになったとして、給料はどのくらいもらえるのでしょうか?結論から言うと、「ピンからキリまで」ということになります。
アイドルの報酬は、ほぼ売れれば売れるほど高いお金がもらえる状態になっています。高いお金がもらえるアイドルは、夢のある仕事と言えます。
高校生がアイドルになる方法は?
ここでは、高校生がアイドルになる手段を紹介します。おおよそ、下記の3つがあります。
- ①養成学校に入る
- ②オーディションを受ける
- ③スカウトを受ける
順番に説明していきます。
①養成所に入る
まず「養成所に入る」という方法があります。養成所に入学すれば、同じ目標に向かって頑張る仲間ができたり、オーディション情報を得やすくなったりとメリットが多いです。養成所自体も芸能事務所とつながっている場合もあり、デビューがしやすいです。
ただし、アイドルを目指す人をターゲットにする悪徳商法に十分注意が必要です。レッスン費用やオーディション費用という名目で高額な料金を請求される、などというケースがたまにあります。入学前には十分検討して、信頼できる養成所へ入りましょう。
②オーディションを受ける
次に「オーディションを受ける」という方法もあります。ネットや雑誌を探せば、アイドルのオーディションは数多く見つけることができますので、十分に検討してから応募してみましょう。
アイドルオーディションには、「書類」と「実技」の審査が一般的です。書類審査では、提出された写真やプロフィールなどが見られます。一方実技審査では、実際に審査会場へ行って審査員と面接したり、歌・ダンス・特技などが見られたりします。
③スカウトを受ける
「スカウトを受ける」という方法もあります。これは、芸能事務所関係者に声をかけられるのを待つことになりますので、スカウトされるかどうかは運次第ということになるでしょう。
ただし、スカウトされやすい場所や時間帯はあります。場所でいうと原宿や渋谷、時間帯では土日や放課後です。
ただし、スカウトを受けられるかは運次第なので、狙ってスカウトを受けられる確率は低いです。
アイドルに必要な要素とは?
そもそも、アイドルに必要な要素とは何でしょうか?後から努力によって手に入れることのできる要素として、下記を挙げることができます。
- ①歌
- ②ダンス
- ③演技力
- ④個性
- ⑤根性
以下でそれぞれについて見ていきましょう。
①歌
アイドルに必要不可欠なものとは「歌」、つまり歌唱力です。大人数のアイドルグループであれば、選抜やフロントメンバーに選んでもらうためには重要です。
また、アイドル時代に歌が上手いことで輝いていると、グループの枠を超えて活躍するケースもあります。オーディション前からボイストレーニングをしておきましょう。
②ダンス
ダンスは、歌と同じくらい重要なスキルといえます。上手に踊れることはいうまでもありませんが、短い期間で振りを覚えることも同じくらい大切です。歌番組に出られないメンバーのポジションに代わりとして出演したりする時、早く振りを覚えられればこうした場面で有利になります。
つまりどれだけ早く振りを正確に覚え、多くの人に感動を与えられるダンスができるかがアイドルとして大切になってきます。
③演技力
アイドルに演技力が必要といわれると、戸惑いを覚える人もいるかもしれません。しかし、演技力はあった方が絶対に有利です。
というのも、アイドルは、いつ演技の仕事が来るかもしれないからです。演技の勉強はしておきましょう。
④個性
アイドルをしていく上で、自分だけの個性があればかなり有利になります。なぜなら、それは他の大勢いるアイドルとの違いとなり、それだけ目立つことができるからです。
それは学歴や歌・ダンスのスキルだけではなく、天然やあざとさ、ブリッコなど一般にはネガティブにとらえられるような個性も武器になりえます。
アイドルを目指している時点から、これは人と違うという個性があるなら、磨いておきましょう。特にオーディションでアピールすると効果的です。
⑤根性
古臭いと思われるかもしれませんが、アイドルには「根性」も必要です。
アイドルになる、アイドルを続けていくには、時にはつらいことや逆境に出会うこともあるでしょう。
そんなとき「負けるものか!」と乗り越えていければ、アイドルになる、アイドルを続けていける大きな原動力となります。
アイドルになりたい高校生が覚えておきたいこと
高校生でアイドルになるということは、大人のアイドルと違って未成年ゆえの制限が課せられることがあります。下記については覚えておきましょう。
- ①両親の許可が必要
- ②22時以降は活動できない
以下でそれぞれについて述べていきます。
①両親の許可が必要
まず高校生でアイドルになるためには、両親の許可が必要です。高校生まではたとえアイドルという職業に就く場合でも、やはり保護者の同意が必要になります。
アイドルになる前には、後でトラブルにならないように必ず両親を説得して、許可を得るようにしましょう。
②22時以降は活動できない
また、高校生は未成年ですので、22時以降に活動することはできません。これは法律や条例で決まっています。
そのため、生放送の歌番組でも、高校生は22時までに出番を終えることになります。
アイドルと学業の両立はどうすれば良い?
高校生でアイドルの活動をする上で、一番のネックとなるのが「アイドルと学業の両立」です。下記のような取り組みが必要となります。
- ①先生や家族や友達の協力を得る
- ②隙間の時間で勉強する
- ③アイドルの活動を制限する
以下でそれぞれについて見ていきましょう。
①先生や家族や友達の協力を得る
高校に通いながらアイドル活動を続ける場合、積極的に学業上の悩みを先生、家族、友達に打ち明けるようにしましょう。そして協力してもらいましょう。
②隙間の時間で勉強する
実際に高校に通いながらアイドル活動をする場合、楽屋での待ち時間や移動時間など、勉強道具を常に持っていき隙間時間を見つけて上手に勉強するようにしましょう。
忙しいように思えても、隙間時間は意外とあるものです。
③アイドルの活動を制限する
高校3年生になり、大学への進学を希望するのであれば、「アイドルの活動を制限」した方がいいでしょう。
「学業のため活動制限」はアイドルにはよくあるケースです。事前に進路について関係者とよく話し合っておきましょう。
まとめ:高校生アイドルになって活躍しよう
高校生がアイドルになるには、おおよそ下記の手段があります。
- ①養成所に入る
- ②オーディションを受ける
- ③スカウトを受ける
養成所に入るとアイドルとしての実力をつけられるので、おすすめです。
また高校生がアイドル活動をするにあたって、下記の点は覚えておきましょう。
- ①両親の許可が必要
- ②22時以降は活動できない
もしもどうしてもアイドルになりたいと思っているのであれば、高校生時代はチャンスです。時期を逃さないように、積極的に活動していきましょう。