魅力的なアイドルの前髪の作り方!自然なスタイリングは巻き方がコツ!?

「アイドルのように自然と流れる前髪を作りたい!」と思っていても、うまく前髪が整わず悩んでいませんか?

実は、ただ長さを整えてセットするだけでは、きれいな前髪は作れません。アイドル前髪を作るために必要な工程は、カット、セット、仕上げ。

自然なスタイリングにはコツがあるのです。魅力的なアイドル前髪になるために、作り方のポイントを解説します!

アイドルの前髪の作り方

アイドルの前髪の作り方

アイドルの前髪を作るには、イメージの設定が必要。誰のようになりたいのか、どんな印象を与えたいのかなど、長さや雰囲気を決めておくのです。

雰囲気を決めてから髪の状態を整え、アイドル前髪を作っていきます。

  • ①どう見られたいかを決める
  • ②まずは髪のケアをする
  • ③ドライヤーをかける
  • ④アイロンでストレートまたはコテでカールにする
  • ⑤踊っても崩れないようにスプレーで固めておこう

アイドル前髪を作るための工程をみていきましょう。

①どう見られたいかを決める

アイドル前髪を作る上で、まず意識したいのがイメージ。かわいい、親しみやすい、目力が強いなど、どう見られたいのかを決めます。

例えば、「目力が強くなりたい」と思ったのであれば、目力の強いアイドルを探します。雑誌やテレビ、SNSを活用することであなたの好みのアイドルが見つかるでしょう。

その中から、さらにイメージを絞ります。例えば、「雑誌△△に掲載されていた時のアイドルの○○ちゃん」と設定。

イメージが具体的であるほど、理想の前髪を真似しやすくなります。服装や髪全体の雰囲気までも近づけられますよ。

②まずは髪のケアをする

前髪のイメージが決まったら髪のケアから始めます。まずは寝ぐせや生え癖を直すのです。髪を濡らして寝ぐせを直すことは、前髪づくりでも重要!

自然な髪の流れを作るためにも、土台をしっかりと整えましょう。また、傷んだ髪の毛は全体の印象を悪くする要因にもなります。

跳ねた毛やカラーのムラはなるべく無くしましょう。日ごろから髪の毛のケアをしておくことも、清潔感のあるアイドル前髪を作る上で大事です。

③ドライヤーをかける

水に濡らした髪は、根元からドライヤーをかけて乾かします。表面だけを乾かすのではなく、根元から乾かすというのもポイント。

前髪は外に広がりやすいので、しっかり乾かしてからセットに入ります。寝ぐせと共に生え癖も直せるよう、毛の流れを意識して乾かしてください。

ブラシを使ってブローすると毛先までキレイに流れますよ。

④アイロンでストレートまたはコテでカールにする

前髪のセットに使用するのは、ストレートアイロンもしくはコテ。ストレートアイロンはまっすぐ伸ばすこともできますし、毛先をふんわりと巻くこともできます。

初心者でも使いやすく、火傷の心配が少ないです。コテでカールをする際には、強く巻きすぎないよう注意をしましょう。

また、温めたコテがおでこに当たって火傷をすることもあります。使用の際にはおでこに当たらないよう十分に注意して下さいね。

コテで前髪を巻くときには、長時間当てるのではなく短時間でスッと巻くのが自然なカールのコツ。

前髪を上下に2段階に分けるか、少しずつ分けて巻くことで自然な仕上がりになります。

⑤踊っても崩れないようにスプレーで固めておこう

キレイに整えた前髪をキープするには、ハードスプレーが欠かせません。ハードスプレーは長時間経っても形をキープしやすく、歌って踊るアイドルの必需品です。

前髪の分け目をハッキリさせたい時には、分け目に近距離でシュッとスプレー。固めすぎると不自然になるので、1プッシュで終わらせます。

全体を固めるには、15cmほど離してふんわりとスプレーしましょう。

アイドルの前髪の作り方を覚える前に知っておきたい種類

アイドルの前髪の作り方を覚える前に知っておきたい種類

アイドルの前髪といっても、実は種類があるのはご存じですか?2017年以降は、韓国アイドルの流行からシースルーバングや抜け感が人気です。10代の若い世代に多く見られるのはパッツン前髪。

  • ①眉毛が隠れる程度
  • ②三角分け目
  • ③カールして流す
  • ④触覚もかわいい

前髪の種類を知っておくことも、理想的な前髪づくりのポイントになります。

眉毛が隠れる程度

アイドル前髪の定番は、眉毛が隠れる長さ。上品で清潔感のある長さです。流行りのシースルーバングは、抜け感や透明感を演出。

ナチュラルで可愛い女性のイメージに近づきます。反対に、オンザ眉毛と呼ばれる眉上でカットした前髪は、幼く元気な印象を与えます。

また、重めにカットした前髪は少し古さを感じるデザインです。このように、前髪が数センチ違うだけで顔全体の印象が変わります。

三角分け目

アイドル前髪は二等辺三角形の形を意識します。自然と前に落ちてくる髪を見極め、頂点を把握。この頂点の見極めは、美容師さんでも難しいと言われています。

二等辺三角形の底辺は巻いた時の長さを計算して決めましょう。目のあたりでカットすると、巻いた時には眉毛が隠れる長さになっています。

幅は黒目の外側を意識することで、目力を強く見せられますよ。二等辺三角形のバランスが重要なので、丁寧にブロッキングをしましょう。

ブロッキングが難しい場合は、美容師さんやヘアメイクさんに決めてもらうことをオススメします。

カールして流す

アイドル前髪に欠かせないのはコテでのカール。柔らかく丸みのあるカールを作ることで優しい印象を与え、おしゃれに見えます。

反対に、ストレートの前髪は垢抜けた印象になりません。コテでのカールは強く巻かず、あくまでも自然に巻きましょう。顔のサイドに向かって毛先を流すことで、小顔効果もありますよ。

触覚もかわいい

自然なアイドル前髪は、前髪とサイドの間に触覚のような髪を作ります。サイドの髪との境目をナチュラルにするのです。

触覚を作ることで、バランスが自然で大人びた印象になります。前髪と一緒に、触覚もコテなどでスッと一巻きすると髪全体にまとまりがうまれます。セットもかんたんなので、触覚を作るデザインも人気です。

アイドルの前髪の作り方のポイント

アイドルの前髪の作り方のポイント

では実際にアイドルがしている前髪の作り方を解説します。アイドルは、ステージで歌って踊っても前髪が崩れないために工夫をしているのです。

  • ①踊っても崩れないようにスプレーで固めておこう
  • ②前髪はイベントの途中でも整えよう
  • ③前髪はこまめにカットしてもらう

日ごろのメンテナンスから、イベント中にできる対策までポイントを紹介します。

①踊っても崩れないようにスプレーで固めておこう

アイドルといえばダンスが欠かせません。せっかくポーズをきめても髪の毛が乱れていてはもったいない。

しっかりブローをし、コテで毛の流れを整えたら、最後はスプレーで仕上げましょう。形が整うよう、本番直前までピンで止めておくことも効果的です。

②前髪はイベントの途中でも整えよう

スプレーをしていても、イベント中に前髪が崩れることはあります。
控え室に戻るたびに、汗を拭いて前髪のセットをしましょう。コームでとかし、ハードスプレーで固めるだけなので時間もかかりません。

③前髪はこまめにカットしてもらう

前髪の伸びは、サイドの髪よりも早く感じます。定期的にヘアメイクさんにカットしてもらうといいですよ。前髪の長さが変わると、顔の印象もガラッと変わります。

お気に入りの長さが見つかったら、こまめにカットしてメンテナンスをしましょう。

美容室でも恥ずかしがらずに自分の憧れを伝えよう

美容室でも恥ずかしがらずに自分の憧れを伝えよう

美容室では、イメージ写真を持参すると理想の前髪が伝わりやすいです。事前に雑誌やSNSでなりたい前髪を探しておくと、よりイメージは伝わりやすいでしょう。

美容師さんは骨格や頭の形に合わせて、あなたに似合うようにカットしてくれます。

「アイドルの○○ちゃんみたいになりたい」と伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、「こんな前髪にしたい」は言いやすいですね。

より具体的なイメージを伝えることが重要です。美容師さんはあなたの理想の髪型に近づけたいと思っていますから、恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ。

アイドルの前髪の作り方を覚えて活躍しよう

アイドルの前髪の作り方を覚えて活躍しよう

可愛い笑顔でファンを魅了するアイドル。

実は前髪のセットにもかなり多くの時間をかけていることがわかったかと思います。前髪は顔の印象を決める為、時間をかけてでも形を整えたいのです。

アイドル前髪はもちろんあなたも真似できます。まずはイメージの選定から始めて、美容師さんに伝えてみてください。

前髪は少し長めにカット。ストレートアイロンやコテでセットして理想の形に整えます。
巻くときの注意点は、熱を加えすぎないこと。大きくカールさせてしまうと時代の古さが出てしまいます。

一巻きで終わらせられるよう、心がけてください。形が決まれば、崩れないようハードスプレーで固めることで長時間キープできますよ。

かわいらしさや明るさを強調できるアイドル前髪。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。