アイドルではない一般の女性でも、テレビ画面に映る人気女性アイドルの「サラサラの髪」に憧れるという方は多いはずです。
アイドルはどんなヘアケアをしているのでしょうか。毎日美容院に行く?高いヘアケア商品を使っている?
そんなアイドルも中にはいるかも知れませんが、かなりの有名アイドルでないとそういうわけにもいきません。
この記事では、なるべく高いお金をかけずに誰でもできる、毎日のヘアケアの方法や髪に良い食べ物について解説します。ぜひ真似してみてください!
目次
アイドルのヘアケア方法!サラサラの髪を手に入れる秘密
アイドルの髪の毛は、印象を決定づけると言っても過言ではありません。どんなに可愛らしいスタイルの良いアイドルでも、髪のダメージが目立つようでは台無しになってしまいます。
CMに出てきそうなツルツルで艶のある髪とは、髪のキューティクルがしっかりとバリア機能を果たして、潤いを守っている状態のことです。
きれいなサラサラの髪の毛は、それだけで女性らしくて注目される存在になれます。以下の順番でお伝えします。
- ①ブラッシング
- ②シャンプー
- ③リンス・トリートメント
- ④ドライヤー
しっかり実践しましょう。
①ブラッシング
まずは、髪を濡らす前に丁寧にブラッシングをします。
シャンプー前のブラッシングの意味は、次のとおりです。
- 髪のからみをほどいてキューティクルを守る
- ホコリやゴミを落としたり、浮かせて落としやすくする
- シャワーの水やシャンプーが頭皮まで届きやすくなる
- 頭皮を刺激して健康な髪を維持する
髪がからまったまま濡らすのは、髪が痛む原因になります。乾いている髪は表面のキューティクルが髪を守っていますが、濡れて水分を含むと、キューティクルが浮いてしまいます。
髪がからまったまま濡らして、シャンプーでこすれると、キューティクルが剥がれ落ちてしまうのです。
またシャンプーの前にブラッシングをすることで、1日過ごして髪についたゴミやホコリを落としたり、浮かせて落としやすくする意味もあります。
からまった髪を無理やり解かすと髪を痛めてしまいますので、優しく毛先からほぐしていきましょう。
②シャンプー
次にシャンプーをしますが、シャンプー剤を付ける前にシャワーで「予洗い」をしましょう。シャンプーを付ける前にしっかり髪をすすいでおくことで、地肌までしっかり濡らし、泡立ちやすくなります。
髪の表面の汚れは、この予洗いでだいたい落とすイメージです。
シャンプー剤はしっかり泡立てて、頭皮をマッサージするように洗いましょう。髪同士の摩擦も防ぐことができます。
そして大事なのは「すすぎ」です。シャンプー剤が頭皮に残ると肌を刺激して頭皮環境を悪化し、フケの原因にもなります。すすぎ時間は、洗髪していた時間の2〜3倍の時間が目安です。
③リンス・トリートメント
シャンプーを洗い流したあと、すぐにリンスやトリートメントをつけていませんか。
トリートメントはシャンプーを洗い流したあと、できるだけ髪の水気を取ってからつけましょう。びしょびしょのままトリートメントをつけると、水分で薄まってしまったり、テクスチャーがゆるくなって流れ落ちてしまいます。
どうしても面倒な場合は、軽く水気を切るだけでもしておきましょう。
手ぐしでとかしながら、毛先まで全体に行き渡らせたら、すぐに流さずに少し放置します。2〜3分放置することで、栄養成分が髪に浸透していきます。
放置が終わったら洗い流します。トリートメントもシャンプーと同じように、頭皮に残ると肌荒れの原因になります。シャンプーと同じようにしっかりと洗い流しましょう。商品によっては、洗い流しが不要なトリートメントもあります。
④ドライヤー
お風呂から上がったら髪をドライヤーで乾かします。自然乾燥は絶対にNGです!濡れたままの髪を放置していると、様々なデメリットがあります。
- 髪が傷みやすくなる
- 頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる
- 血行が悪くなる
- 寝ぐせを作りやすくなる
髪が濡れると、水分でキューティクルが浮いて痛みやすくなります。いつまでも濡れっぱなしにすると、キューティクルのすき間から髪の成分や水分が奪われてパサついてしまいます。
また髪が湿っていると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖するとかゆみやフケや、臭いの原因にもなります。
ドライヤーの熱よりも、濡れっぱなしで放置するほうが頭皮や髪のダメージが大きくなりますので、必ずドライヤーで乾かしましょう。
髪をタオルで拭く時は、決してゴシゴシこすってはいけません!優しく、水分をタオルに移すような気持ちで水分を取りましょう。
ドライヤーは、上から下へ、根本を中心に乾かします。最後に冷風をあてて熱を冷ますと、キューティクルが整って髪にツヤが出ます。
活躍中のアイドルは、ヘアアイロンもよく使います。ヘアアイロンは髪のうねりが矯正され、キューティクルが整いやすくなるので使ってみましょう。
見落としがち?アイドルのヘアケアは食事からこだわりましょう
ヘアケアの仕方を変えるだけでも、髪はかなり改善されます。しかし一時的でなく、いつも美しい髪を保つ、食事から気をつけることが大事です。
髪に良い成分を含んだ食材を取ることで、生えてくる髪が美しく改善されるのです。
まずは、「髪に良い栄養素」とはなにか、調べてみます。
- タンパク質:髪の主成分
- ミネラル(亜鉛など):頭皮環境を整える
- ビタミン:タンパク質の働きをサポートする
主に野菜や果物に多く含まれている栄養素です。糖質や脂肪分ばかりのバランスの悪い食事は、髪にも肌にも悪影響ですし、皮脂の過剰分泌を起こして抜け毛の原因にもなるので注意しましょう。
では、髪に良い食べ物とは何か、具体例を上げてみます。
背中 | 背中に柔軟性があると、関節の動く範囲が広がります。 両膝・両手を床につき、背中を丸めて猫背になります。 手を少し前に移動させ、胸を床に押し当てるように背中を逸らします。 これをくり返して、背中の筋肉を伸ばします。 |
髪に良い食べ物の例 | 主な栄養素 |
わかめ、ひじきなどの海藻 | 食物繊維やミネラル、ビタミン |
緑黄色野菜 | ビタミン |
牡蠣 | 亜鉛 |
ヨーグルト | ビタミンB群 タンパク質 |
卵 | タンパク質 |
大豆 | イソフラボン タンパク質 |
ごま | ビタミン タンパク質 |
レモン | クエン酸 ビタミンC |
りんご | カリウム 亜鉛 ビタミンC |
わかめやひじきなどの海藻は、抜け毛を気にする男性だけでなく、もちろん女性の髪にも良い成分が豊富で優秀な食材です。
野菜や果物は髪だけでなく、頭皮や肌にも良い成分がたくさん含まれているので積極的に取りましょう。
お酒は飲んでもよいの?
お酒やビールなどのアルコールは、全く飲んではいけないものではありません。気分が良くなってストレスの解消になりますし、からだがポカポカして血行も促進します。
ただし、やはり飲み過ぎは髪にもからだにもよくありません。からだのアミノ酸がアルコールの分解に使われてしまうので、髪を作れなくなってしまいます。
お酒は毎日大量に飲むような飲み方は避けて、適量を楽しみましょう。
美容院でセットしてもらうのも手
シャンプーや食べ物で、自分でツヤツヤの髪になるようがんばってるけど、やっぱり最後は美容院でセットしてもらいたい!という方もいますよね。
美容院でないとできない、女性芸能人の中で流行中のスタイルを紹介します。
パーマ
アイドルにダントツ人気のパーマと言えば、「ゆるふわパーマ」ですよね。きつく巻かないのでカラーリングをする方や、髪が細い方にもダメージの少ないスタイルです。
ストレートパーマ
ストレートパーマは、軽いくせ毛やパーマを戻したい、または和らげたい人向けのメニューです。
縮毛矯正よりはボリュームダウンが自然で、髪の負担も少ないです。髪全体だけでなく、前髪だけかけたい、短くてはねてしまう毛を落ち着かせたい方にもおすすめです。
縮毛矯正
雨の日に広がってしまう程度のくせ毛はストレートパーマで大丈夫ですが、毎日のようにヘアアイロンでのばしているような方なら、縮毛矯正のほうが良いです。
ヘアアイロンはツヤツヤの髪になりますが、毎日かけると髪が痛みます。縮毛矯正はストレートパーマよりは髪に負担がかかります。しかし一度かけた部分は戻ることなくずっと真っ直ぐなので、毎日ヘアアイロンをかけるよりは髪に良いとも言えます。
「くせ毛だけどまっすぐツヤツヤな髪になりたい!」という方は試してみてください。
アイドルはヘアケアもしっかりと行いましょう
高いお金をかけなくても、毎日のケアの仕方や食べ物で髪の美しさは改善できます。シャンプー前の丁寧なブラッシング、しっかりとしたすすぎをしましょう。
自然乾燥はデメリットしかありません!根元から毛先へ温風を当てて最後は冷風で整えましょう。きれいな髪は、髪のキューティクルがバリアになって潤いを守ってくれている状態です。キューティクルが整った髪はツヤが出てきれいに見えます。
髪を美しくする主な栄養素は、タンパク質やビタミン、ミネラルです。野菜や果物、海藻などに多く含まれているので積極的に取りましょう。お酒は適量はよいですが、飲み過ぎは肌にも髪にもよくありません。
流行りの髪型にするには、美容院でセットしてもらうのも良いです。ゆるふわパーマは顔を小さく見せて髪も痛みませんし、ストパーや縮毛矯正をすると髪がまっすぐでツヤツヤになります。
毎日ヘアアイロンをかけている方は試してみてください。
ネット上のQ&Aも「アイドルの髪はなんであんなにきれいでサラサラなんですか?」という質問が多いです。常に顔に近い位置にある髪は常に注目されがちですし、傷んでツヤがないと見た目が全て台無しになってしまいます。
ぜひお肌とともに、毎日のヘアケアにも気をつけてみてください。