「鏡で見たときはイケてるのに、なぜ写真だとそのまま写らないんだろう」
と悩んだ経験は、アイドルに限らず誰にでもあると思います。
笑顔を作ってみても何かが違う、緊張して顔が暗くなってしまうなど、カメラの前で自然な笑顔を作ることって難しいですよね。
常に最高の顔で写真が撮れるようになりたい!とは、アイドルなら必ず考えるでしょう。
この記事では、アイドルが常に最高の写真写りを目指すためのコツを解説します。
ちょっとした心がけ次第で、写真写りは必ず良くなります。ぜひご一読ください。
目次
写真写りを良くする方法
写真写りが良くなる方法を順に解説します。
自撮りでも誰かに撮ってもらう写真でも実践できるので、お試しください。
- 画角を覚える
- 髪型やメイクを整える
- 姿勢やポーズにこだわる
- 明るさに気をつける
- 撮影を楽しむ
- たくさん撮って良いものを厳選する
- 加工する
①画角を覚える
「この角度なら自分の顔が最高によく見える」という、「画角」を覚えましょう。
常に写真写りが最高なモデルや売れてるアイドルは、撮影する前から自分がどう写るか知っています。
何度も自分で写真を撮ってみて、一番いい表情に写る場所を知りましょう。
スマホを腕を目の高さから少し上に上げて、見上げるような角度で撮ると、自然と上目づかいになって目がぱっちりとして見えます。
鏡を見ながら、自分の顔が一番良く見える角度を探るのもおすすめです。
スマホのカメラで撮る場合、広角レンズが使われているので、画面の端ほど引き伸ばされる性質があります。
スマホの自撮りで顔が大きく写ってしまうと感じるなら、カメラを斜めに傾けたり、顔を中央に寄せるなどしてみましょう。
②髪型やメイクを整える
写真を撮る前に、寝癖を直したりきちんとメイクをするのは当然ですが、髪型やメイクを撮影用にしてみましょう。
前髪は下ろすよりも、少し横に流したり、シースルーバングと言われる少しだけ下ろす形がおすすめです。
おでこが少し見えるほうが、余計な影で目元など暗くならずに、スッキリと明るい印象になります。
髪をまとめずに下ろすなら巻き髪がおすすめです。巻き髪にすると視点が顔に集中しないので、小顔効果があります。
メイクは目と眉と鼻を、普段よりくっきり見せることを心がけましょう。
まつげの生え際よりも内側の粘膜の部分にアイラインをプラスすると、目をよりはっきりと見せられます。
ただし、毎日のように粘膜部分にアイラインを引いていると、粘膜の分泌腺を塞いで炎症を起こす危険性があるので、撮影の日のみにしておきましょう。
眉はいつもより「しっかりめ」に描くことを意識するだけで、光で眉が飛ぶことを防ぐことができます。
さらに眉を描いてパウダーが残ったブラシで、そのまま眉頭から鼻筋にかけて、少しだけノーズラインを入れてみましょう。
目頭の下まで長く描きすぎると、不自然になるので注意してください。
③姿勢やポーズにこだわる
写真を撮るときは、顔だけでなく姿勢にも気をつけましょう。壁に寄りかかりすぎると、だらしなく見えてしまいます。
リラックスした立ち姿にしたい場合は、胸を張ってお腹をへこませつつ、少しだけ後ろに寄りかかるようにしましょう。
角度やメイクを頑張っても、笑顔がひきつっていると台無しになってしまいます。
撮る前に「ウイスキー」と言うのは定番ですが、自然に口角が上がります。「ハイチーズ」では上がりません。
撮る前に口を「うー」と「いー」の形にするのを繰り返して、口元をほぐすのもおすすめです。
目にはぜひ「キャッチライト」と言われる光を取り入れるようにしましょう。キャッチライトを入れると、目が生き生きとして見えます。
窓の方を向いたり、カメラの少し上に目線を置くと目に自然の光が入ります。そのとき目は「カッ」と開かずに、力を抜いて緩めるくらいがよいです。
またあごは引きすぎると二重あごになってしまうので、少しだけ引きましょう。
そのとき首を伸ばすようにすると、小顔効果もあります。
④明るさに気をつける
明るく素敵な印象の写真を撮るなら、部屋の明るさも重視しましょう。
肌を一番キレイに見せてくれるのは「自然光」です。室内なら窓際で、自然の光が十分入る場所で撮るのがおすすめです。
夏場、日差しが強すぎて肌の色が飛んでしまうなら、レースカーテンを引くと柔らかい光になります。
⑤撮影を楽しむ
スナップ写真だといい表情で撮れるのに、集合写真などでは顔を作るのが難しいと感じる方は多いと思います。
顔がこわばっているというのも、写真写りが悪くなる原因の一つです。
写真を撮られることを楽しめるようになると、リラックスしたいい表情が作りやすくなります。まずは写真写りよりも、この瞬間を残す!という気持ちで楽しく撮ってみましょう。
レンズを向けられると緊張してしまうなら、目線をレンズから外してみると意識せず楽に撮れるかもしれません。
どうしても目線を外せないなら、レンズの奥の方を見るようにしてみましょう。
⑥たくさん撮って良いものを厳選する
上記とも関連して、たった1枚だけ気合を入れて撮ろうとすると、どうしても緊張してしまいます。
撮影者と会話したりして、リラックスしながらたくさん撮ってもらったり、自撮りならいろいろな角度からバシバシ撮ってみて、良いものを選ぶのもおすすめです。
ある程度時間をかけて何枚も撮ると、「奇跡の一枚」に出会えることもあります。
自分が気に入る写真が一枚撮れると、その後の撮影でも大いに参考になります。
⑦加工する
お仕事で撮ってもらった写真を加工するのは難しいですが、自撮り写真は加工しておきましょう。
ただし別人にならないよう、アホ毛のトリミング、明るさの調整、肌をきれいにするくらいにしましょう。
人気があっておすすめの写真の加工アプリは、次のようなものがあります。
- SNOW
- LINE Camera
- SODA
- B612
写真写りを良くするするときの注意点
アイドルとして売り出すために写真写りを良くしようとするならば、アイドルならではの注意点があります。
ファンを増やすための写真写りは何を気をつけるべきか、解説します。
- キャラにあった写り方をする
- 加工しすぎない
- 体調管理をしておく
順番にお伝えしていきます。
①キャラにあった写り方をする
もしあなたが大人っぽいキャラで売り出そうとしているならば、清楚な姉系キャラのイメージを崩さないようにしましょう。
姉系で売り出し中のあなたには、あなたに甘えたい、可愛がられたいと考えるファンがついています。
そんなあなたが、いきなり子どもっぽいナチュラルメイクで、元気いっぱい写真に写っていたら、ファンはびっくりしてしまいます。
ファンに可愛がられる、妹系のキャラで売り出している場合も同様です。急に色気たっぷりの大人っぽい写真はダメージになることがあります。
もし少しだけイメージを崩したいならば、どのような写真にするか事務所と相談しましょう。
②加工しすぎない
前項で加工してもよいと述べましたが、別人に見えるほどの加工のし過ぎはマイナスになります。人気の加工アプリはとても高性能で、目の大きさ、顔の大きさ、眉の間隔まで変えることができます。
アイドルとして売り出していくあなたを広く知ってもらうための写真です。別人に見えるほど加工してしまうと、写真の意味がなくなります。
写真の第一印象として「ぱっと見かわいい」と思ってもらえる程度にしましょう。
③体調管理をしておく
写真撮影をする際、体調管理をしておくのはとても大事です。
前日お酒を飲みすぎると、顔がむくんで大きく見えてしまいます。また夜ふかしして睡眠不足だと、肌の血行がよくなくてメイクのりが悪くなります。
体調が良くない状態だとキメ顔も決まりませんし、自信を持って撮影に臨めません。
日頃から睡眠をしっかりとって栄養バランスの良い食事を摂り、健康的な肌になるよう努めましょう。
アイドルが写真写りをよくしたいなら養成所もおすすめ
これまで写真写りを良くするための対策として述べてきたことは、あくまでも自分で見たときの、写真写りが良くなる方法です。
アイドルとして活躍していくためには、オーディションを勝ち上がっていかなくてはなりません。
審査員受けがいい写真を自分で撮るのは大変だと感じるならば、養成所に通ってみることをおすすめします。
プロに評価してもらうことで、あなたの良さが最大限に引き出せる、写真の写り方が見つかるかもしれません。
写真以外も、プロになるための歌唱力やダンスのスキルを磨けるので、アイドルになる確率がグッと上がりますよ。
まとめ:アイドルは写真写りもよくなってファンを魅了しましょう
写真写りを良くするためには、以下の通りです。
- 画角を覚える
- 髪型やメイクを整える
- 姿勢やポーズにこだわる
- 明るさに気をつける
- 撮影を楽しむ
- たくさん撮って良いものを厳選する
- 加工する
人には必ず「写りが良い角度」があります。どのような角度で撮れば魅力的に写るか知ることは、人気アイドルの第一歩になります。
自分の髪型やメイク、姿勢だけでなく、画角や部屋の明るさにも気をつけましょう。
何より撮影を楽しんで、リラックスして撮ることが大事です。緊張して顔がこわばると、どうしても写真写りは悪くなります。
また1枚だけではなく、何枚も撮って良い写真を選んだほうが気持ちも楽です。
また、注意点も覚えておきましょう。
- キャラにあった写り方をする
- 加工しすぎない
- 体調管理をしておく
写真写りのアイドルならではの注意点として、ファンのためにも自分のキャラを壊さないことが大切です。
また、加工はしすぎず、ほどほどにしましょう。
写真写りは、なかなか自分だけでは良い面を引き出すのが難しいかもしれません。
そのような方は、アイドルの養成所に通ってみましょう。養成所ではオーディションを勝ち抜くための写真写りも学ぶことができます。
ぜひ、養成所での相談もご検討ください。