当記事では、声優になるためのオーディション合格に向けた準備を紹介します。
- 日頃からやるべき3つの習慣
- 書類審査・テープ審査・実技審査合格のための準備
準備をしっかり行い、大勢の応募者から、合格を勝ち取りに行きましょう。
目次
声優になるには日頃からやるべき3つの習慣
今や声優は大人気の職業。
大勢のライバルを追い抜くために、日頃からやるべき3つの習慣があります。
習慣①正しく呼吸し、正しく発声する
「腹式呼吸・体幹・インナーマッスルを鍛える・正しく発声する」これら3つを習慣的に意識していれば、常によい声が出やすくなる効果があるでしょう。
まず、腹式呼吸を意識しましょう。
腹式呼吸とは、鼻から大きく息を吸い込み、口から出す呼吸法のことです。
次に、常によい状態で声を出すために、体幹やインナーマッスルを鍛えるべきです。
体幹を鍛えることで姿勢が正され、インナーマッスルを鍛えることでお腹から大きな声を出せます。
さいごに正しく発声し、滑舌よく話しましょう。
声優として長いセリフを話したり叫んだりするなど、どのようなセリフにも対応できることが大切です。
習慣②積極的にコミュニケーションを取って話芸を磨く
積極的に人の集まる場所へ行き、コミュニケーションを取りましょう。
日頃から人の話し方を注視し、自分の話芸を磨けば、声優業に活きてきます。
話芸を磨くための近道は、話が上手な人と直接話すことです。
話上手な人は、聞き手に寄り添い、聞き手に合わせた言葉選びを無意識にしているはずです。
その人の話し方・間合いなど、意識的に行えるとよいでしょう。
習慣③作品を鑑賞し想像力アップする
どのような役柄にも対応するためには、さまざまな作品を鑑賞しましょう。
邦画や洋画、アニメ……多ジャンルを見た方がよいでしょう。
他にも、舞台観劇や歌舞伎、落語など、自分が触れたことない作品を見れば、視野が広がり、想像力も豊かになるでしょう。
「自分が演じるその人は、どのような気持ちで、どのような声がイメージに合うのか?」
このように、いざ声優として台本をもらい、役柄に合った声を出すときに、豊かな想像力を活かすことができるはずです。
書類審査合格のための準備とは?
声優オーディションの書類審査はボイスサンプルと写真を送ります。
準備①ボイスサンプルをしっかり作りこむ
ボイスサンプルとは、審査のために自分で収録した声のサンプルのことです。
審査員は、声の特徴や演技力を見ています。
オーディションとは違い、何度でも作り直せるため、自分が納得したものを仕上げましょう。
準備②しっかりとした写真を用意する
最近では有名な声優なら、顔出しが当たり前になってきました。
声優でも、ある程度容姿を審査している場合もあります。
そのため、適当な写真を使ってはいけません。
一度プロに頼めば、何度でも使える写真が1枚できあがります。
しっかりとした写真を用意しましょう。
テープ審査・実技審査を勝ち取る準備とは?
声優のオーディションの流れとしては、書類審査の後に、テープ審査、実技審査が待っています。
それぞれの審査で必要な準備をしましょう。
準備①テープ審査では、役柄を作り込む
ボイスサンプルは自分で自由に決められるのに対し、テープ審査は、主催者側から役柄の指定があり、セリフも決められています。
つまり、テープ審査は、どれだけ役柄を作り込むのかにかかっています。
想像力を働かせるだけでなく、役柄を作り込んでいくのです。
ここがあなたの実力の見せどころ。
今までの練習の成果をみせてやりましょう。
準備②実技審査では、最後までやり切る覚悟を持つ
実技審査は、最後までやり切る覚悟を持つことが大切です。
この審査は、スタジオで、事前に用意され覚えてきたセリフを披露します。
実技審査で、審査員がチェックしていることはこちらです。
- 声優として基礎ができているか
- 対応力があるのか
対応力をみている審査員から、その場でいきなり別の演技をリクエストされることもあります。
思いもよらないことに焦ってはいけません。
最後までやり切る覚悟をもってください。
そして、質問されたら、審査員の目を見てきちんと受け答えをしましょう。
もしダメだしをされても、謙虚さをもった姿勢でいれば悪い印象は持たれません。
実技審査では、今までの練習を思い出し自信を持って最後までやり切りましょう。
まとめ
声優になるために、声優オーディションに受かるための準備を紹介しました。
- 日頃からの習慣
- 書類審査
- テープ審査
- 実技審査
多くの応募者から勝つために、習慣づくまで基礎を学び、オーディションの対策を練って工夫すれば、道は開けるでしょう。