アイドルになってみんなに夢を与えたいと思ったことはありませんか。しかし、「アイドルなんて自分にはとても無理だ」とあきらめているかもしれません。
もちろん、それほど簡単なことではありませんが、努力と工夫を重ね、ポイントを押さえればあなたもアイドルになれるかもしれません。
この記事では、アイドルのオーディションに合格する方法について、合格する人の特徴、合格に必要な要素、合格するポイントを解説していきます。
目次
アイドルに合格するのは難しい?
一般的には、「アイドルになるのは難しい、なぜならオーディションに合格するのは万に一つだからだ」と思われています。
昔テレビで放映されていたオーディション番組で「○○万人の中から選ばれました!」などといかに合格することが難しいかを強調していたためでしょう。
これはあながち間違っているわけではなく、現在でも大手事務所のアイドルオーディションに合格するのは至難の業です。
ただし、アイドルが全員大手事務所に所属しているわけではなく、現在アイドルの中には地下アイドル、地方アイドルとよばれるマイナーなアイドルもいます。こうしたアイドルの中で、自分の方向性・キャラクターに合ったオーディションがあれば、合格する可能性は上がります。
単に有名になりたいという目的ではなく、「アイドルになって人に夢を与えたい」などのアイドルにしかできないことを目指すのであれば、まずはマイナーなアイドルを目指すという手があります。地方アイドルからブレイクした、橋本環奈さんという例もありますから。
アイドルに合格できる人の特徴
ただし、マイナーなアイドルオーディションだからといって、倍率も低いし受かるだろうと高をくくって応募すると、採用する事務所側に見抜かれてまず合格しません。
では、どのような心がけを持っているとオーディションに合格するのでしょうか?おおよそ下記となります。
①向上心がある
②好奇心がある
③粘り強い
以下では、アイドルオーディションに合格できる人が持っている、これらのメンタル的な特徴について述べていきます。
①向上心がある
まず、常に向上心を持っていることが求められます。採用する側は、今現在の状態・実力だけではなく、将来の姿を考えて審査を行うからです。
これはどういうことかというと、たとえ今はアイドルとしての能力が高くなくても、向上心も持ち続けてアイドル活動を行っていれば、徐々に実力をつけて魅力も増します。いずれ大成する可能性を秘めている、と判断されるということです。
また、向上心をもったメンバーがアイドルグループの中にいると、模範となって他メンバーの向上心を引き出し、全体の能力向上につながります。貴重な人材といえるでしょう。
②好奇心がある
次に、好奇心を持っていることも重要です。採用する側は、応募者の可能性・引き出しの多さを考えて審査を行うからです。
好奇心を持って色々なことに挑戦していれば、思わぬところで花開くこともあります。「池の水全部抜く」というテレビ番組で、生きもの好きの大家志津香さんがレギュラーになったことをこの例にあげることができるでしょう。
③粘り強い
さらに、粘り強いことも大切です。つまり、困難に直面してもアイドルを簡単にはやめない、という心構えのことです。
なぜかというと、採用する事務所側が一番困るのが、途中でいきなり脱退されることだからです。金銭的にも大きな損失ですが、立て直しのための労力も大きなものとなるでしょう。
アイドルの活動は順調な時ばかりではありません。炎上やスキャンダルなど、思わぬ逆風にさらされることもあります。
そこで何があってもアイドルをやめない意志の強さ、粘り強さのある応募者がいた場合、「すぐに脱退はしない」と信頼を置かれ、合格することになります。
アイドルに合格するために必要な要素
次に、アイドルオーディションを突破するために必要な、技術的な要素について見ていきましょう。下記の点をあげることができます。
①売れる個性
②歌
③ダンス
④演技
⑤カメラ慣れ
以下で、それぞれの要素について説明します。
①売れる個性
まずは、売れる個性のあることが大事です。「売れる」個性ですので、他人にも気づかれる、しかも好ましいインパクトを持った個性である必要があります。
なにもかも平凡、ありきたりなアイドルでは周りに埋もれてしまいますので、なにかしら尖った部分が必要です。だからといって、柄にもなく髪を派手に染めたり、ピアスをしたりタトゥーを彫ったりしても表面上だけでは見抜かれます。
あくまでも自分が自然に兼ね備えている、人とは違う個性を大事にしてそれを打ち出していくことが必要です。自分の自然な姿を個性にしましょう。
②歌
歌はアイドルにとって大事な要素ですので、上手いに越したことはありません。また、歌が上手いとまず目に留まりますので審査でも有利です。
そもそも歌が苦手、嫌いでは、アイドルやひいては芸能活動一般には向いていないといえるでしょう。
ただし今は歌が下手でも、歌が好きで歌い続けていればやがて上手くなります。「好きこそ物の上手なれ」ともいいますので、歌が苦手なアイドル志望者はあきらめずに歌い続けましょう。
③ダンス
ダンスもまた、アイドルにとっては重要な要素です。ダンスが上手いと大きな武器になり、オーディションに受かる確率が高くなります。
ただし、ダンスが上手い人は、それ以外の要素も伸ばしておく必要があります。なぜなら、ダンスが上手いだけだと、グループアイドルの研究生になった場合、バックダンサーや代役など、便利屋として使われて自分のやりたいことができなくなる可能性があるかれです。
アイドル活動の後のキャリアを考えた場合、ダンスの得意な人はダンサーや振付師など、比較的アイドルに近い仕事を続けることができます。
④演技
ここで「演技」が出てくると疑問に感じる人がいるかもしれません。演技力はアイドルが直ちに必要とするような能力ではないからです。
ですが先ほどの活動の幅を広げるという話を思い出して下さい。キャリアを重ねると、女優など演技が必要な仕事もでてきます。演技力はある方が審査の上で有利です。
また、最近はアイドルが声優になるというパターンも増えています。D4DJという声優グループには、何人か元アイドルがいます。演技の重要性は増しているといえるでしょう。
⑤カメラ慣れ
自分の能力・魅力をカメラに十分おさめてもらうには、ある程度カメラ慣れしている必要があります。
「ある程度」と言ったのは、あまりにも慣れてしまうと新鮮さが失われてしまい、かえって魅力が落ちるからです。あまりにもこなれた態度は控えるようにしましょう。
カメラが苦手な人もいるかもしれません。そんな時は、逆に初々しさでアピールする手があります。ハンデを魅力に変えていきましょう。
オーディションで合格するためのポイント
最後に、アイドルのオーディションを突破するための具体的なアクションと、そのポイントについて述べていきます。
オーディションの種類によって色々あるでしょうが、共通して言えるのは下記の3点です。
①書類審査を通過するために対策する
②複数のオーディションを受ける
③何度でもオーディションを受ける
具体的にどういうことなのか、以下で見ていきましょう。
①書類審査を通過するために対策する
まずは書類審査を突破しないと話になりませんので、応募書類はいい加減に作るのではなくきちんと対策してから応募するようにしましょう。
「きちんとした書類を作成して」ではなく、「きちんと対策してから」ということに注意してください。対策の仕方は、相手がどのようなアイドルを探しているかによって変える必要があります。
もしも完成したアイドルが求められているのであれば、写真はプロに撮ってもらい、書類も隙間なく埋める必要があります。一方、未完成の素材を求めているのであれば、写真はスマホで自然な表情を撮り、書類も素の自分が見える、飾らない内容で応募しましょう。
②複数のオーディションを受ける
また、複数のオーディションを受けるようにしましょう。これはただ「数撃てば当たる」という意味ではありません。
自分の真の魅力は意外と自分ではわからないものです。その意味で、広く色々なオーディションを受けて隠れた魅力を見つけてもらうチャンスを増やすことが重要です。できれば、アイドル活動を始めた当初から色々なオーディションを受けた方が受ける数も増えるのでおすすめです。
③何度でもオーディションを受ける
一方、「どうしてもこの事務所に入りたい」と思うのであれば、一度落ちてもあきらめずに何度でも受けましょう。
納得いくまで何度も応募する熱意が、採用側の心を動かすこともありますので簡単にあきらめないことが重要です。
何度目かの応募でやっと合格したが、その後売れたというケースは多くあります。モーニング娘1期はオーディション落ち組ですし、今のBiS3期も再挑戦組です。
アイドルに合格したいならすぐの行動がおすすめ
一般的にアイドルのオーディションに合格するのは難しいと思われがちですが、地下アイドルや地方アイドルなら合格の可能性が上がります。また、合格するにはメンタル的、技術的な素養やオーディションに向けたポイントをおさえることが必要です。
早くアイドルに合格すればするほど、活動できる期間は長くなり、みんなに笑顔をたくさん届けることができます。今からでも応募を始めましょう!