アイドルの夢を叶える!オーディションでの志望動機の書き方と注意点!

「アイドルになりたいけど、志望動機をどう書いたら良いかわからない」「何度応募してもなかなか書類選考に通過しない」このように悩んでいませんか?

アイドルになるために事務所に入る時はもちろん、アイドルになってからも仕事を獲得するためのオーディションで志望動機の提出を求められる場合があります。

ただ「アイドルになりたいから!」という志望動機では、なかなか合格できません。なぜなら、芸能界やアイドル業界はただやりたい人が誰でもできる世界ではないからです。

ではどのように志望動機を書けば良いのでしょうか。このページでは志望動機の書き方や注意点をまとめているので、志望動機に悩んでいる場合にはチェックしてみてください。

アイドルの志望動機の書き方!

アイドルの志望動機の書き方!

アイドルの志望動機を書く際には、下記の項目について具体的かつ簡潔に明記する必要があります。

  • アイドルに合格したい理由
  • アイドルに合格するためにしてきた努力
  • アイドルに合格した後の目標

アイドル業界は競争が激しく、ただ漠然と「アイドルになりたいから!」だけで通用する世界ではありません。しかしながら、明確な理由や努力していること、目標などをしっかりアピールすることで担当者の印象を良くすることは十分可能です。

アイドルに合格したい理由

アイドルになるためのオーディションは色々あります。今、あなたが受けようとしているオーディションにエントリーした明確な理由を答えられますか?

「どこでも良いから事務所に入りたい!」「なんでも良いからアイドルの仕事がしたい!」と思っているだけでは、熱意は伝わりません。志望動機では、相手に自分の熱意を伝える必要があります。

明確な理由が無いと、本当にその事務所に入りたい人やその仕事をしたい人との熱意に負けて落選してしまう確率が高いです。

アイドルに合格して一人でも多くの人を笑顔にしたい、幸せな気分にしたいという理由だけでは説得力がありません。プラスアルファでその事務所だからこそできること、自分がその事務所に対して貢献できることを理由に付け加えるのをおすすめします。

アイドルに合格するためにしてきた努力

アイドルになるためにしてきた努力がもしあれば、具体的な数字と一緒に志望動機に書くのがおすすめです。

例えば自己啓発系であれば「週3回ボイストレーニングに通っています」「週2回ダンスレッスンを受けています」「毎日ランニングを60分やっています」など具体的な数字を加えると相手がイメージしやすくなります。

もしまだスクールに通っていない場合や、努力していることが特にないのであれば志望動機に書く前に実行するのも方法の1つです。

アイドルに合格した後の目標

オーディションに合格することがゴールではありません。オーディションに合格してからがアイドルへのスタートラインです。

そのため、志望動機には合格した後の目標も書きましょう。というのも、合格した後の目標を書くことにより、事務所側が活動のイメージをしやすくなるためです。

例えば「合格したら○○したい」「合格したら○○にチャレンジしたい」「いずれはこうなって事務所にこう貢献したい」など具体的に活動のイメージを伝えるのがポイントです。

志望動機でアピールポイント

志望動機でアピールポイント

志望動機を書く際のポイントは下記の通りです。

  • 自分の言葉で書く
  • 実績を盛り込む
  • 自分が合格した場合のメリットを書く

志望動機の欄には自分をアピールしつつ、このオーディションを受けた動機を書く必要があります。

オーディションの合格はあくまでもアイドルへのスタートラインです。そのため、合格した後のビジョンも明確になっていると「この子は覚悟を持って応募してきている」と伝わり、次の選考に進める可能性が高くなります。

自分の言葉で書く

志望動機は必ず自分の言葉で書きましょう。

最近はインターネットや本を見れば、どのような志望動機を書いたら良いか例文が載っています。しかし、そのままの文章を書くのはおすすめできません。

というのも、選考担当者は何通も応募書類を見ているので「この文章どこかで見たな」「ありきたりな文章だな」と気付かれてしまい、印象に残りません。

選考担当者に「この子は良い人材かもしれない」と思ってもらうためにも、自分の言葉に変えて自分の素直な気持ちを書く必要があります。

実績を盛り込む

アイドルに合格するためにしてきた努力の項目でもお伝えしましたが、具体的な数字や実績を書くことで担当者の目に止まりやすくなります。

例えば学校や何かのコンテストで1位になったことや、コンクールで入賞したことなど、自分が挑戦したことも実績として書きましょう。

もし入賞や1位でなくとも、挑戦して悔しかったからこそ得られたことなどを書いても良いです。

例えば「入賞は逃しましたが、その悔しさを糧に今は週〇日△△のトレーニングをしています」のように書いても努力を認めてもらえる可能性があります。

ここで注意が必要なのは、志望動機は自己PRとは違うので自慢にならないようにしましょう。1位を取る為にどのような努力をしたのか、それをどのようにアイドルの活動で活かせるかを書いてください。

自分が合格した場合のメリットを書く

志望動機には、自分が合格した場合のメリットも書くのもおすすめです。

事務所側としては「売れる人材」「輝く可能性がある人材」つまり「事務所にメリットがある人材」でなければ、残念ながら合格にはできません。

自分を合格させることで、事務所にとってどんなメリットがあるのかを志望動機に盛り込むと選考通過の可能性を上げられます。

アイドルの志望動機が思いつかない場合

アイドルの志望動機が思いつかない場合

「アイドルになりたい気持ちはあるけど、志望動機がどうしても思いつかない!」という場合には、最終的に将来どうなりたいか目標を決めて最終目標地点から逆算しましょう。

「あの人のようなアイドルになりたい」と憧れているアイドルがいる場合には、最終的にはどういう仕事をしたいかが明確になると思います。

ずっとアイドルのままでいたいのか、将来的にはキャスターの仕事をしているのか演技の仕事をしているのかなどです。

例えば、元AKB48の大島優子さんの場合には今は女優業がメインですが、同じ元AKBの指原莉乃さんはバラエティーで活躍をしています。元アイドルでも今は違う仕事をしている方もたくさんいるので、これまでの経歴などを参考にしてみても良いかもしれません。

ジャニーズのようにアイドルもやりながら、演技や司会もこなしている方もいるので「なんでもこなせるアイドルになりたい」というのを志望動機にうまくつなげてみるのも良いのではないでしょうか。

それでも思い浮かばない、または憧れているアイドルがいないという場合には、募集要項を見てみるのもおすすめです。

募集要項にはそのオーディションに必要な人物像が明確に書かれているので「まさに自分がその人材だ」というアピールを志望動機として書けます。

アイドルの志望動機の書き方の注意点

アイドルの志望動機の書き方の注意点

志望動機を書くのは簡単なようで難しく、考え始めるとどんどん沼にはまっていくこともあるのではないでしょうか。しかし、注意点を押さえておけば書きやすくなります。

志望動機の書き方で注意が必要なのは下記の3点です。

  • 志望動機を自己PRを混同しない
  • 誇張や嘘は避ける
  • 空欄や不向きな表現は避ける

1つずつ詳しく解説していきます。

志望動機と自己PRを混同しない

よく志望動機と自己PRが混同してしまうことがありますが、志望動機と自己PRは違うので注意が必要です。

自己PRは自分の強みや個性など人に自慢できることですが、志望動機はどうしてこのオーディションに応募したのかです。

なぜこのオーディションを受けたのかと合わせて、自分の強みをどのようにアイドルの活動に活かして、どのように事務所の発展に貢献していきたいのかを書きましょう。

誇張や嘘は避ける

オーディションでは自分を大きく見せようとして、誇張表現や嘘をつかないようにしましょう。嘘をついてオーディションを通過した所で、実績が伴わなかったり嘘がばれてしまったり、自分の首をしめることになるだけです。

例えば、コンクールにエントリーしただけなのに「優勝しました」と嘘をついたり、本当はトレーニングに通っていないのに「週〇回通っています」と書いたりするのは良くありません。

コンクールで良い成績を残せなかったとしても、それまでの過程で努力したことや悔しさをバネに今は努力していることを書く方がよっぽど魅力的です。

嘘をついて得た結果はいずれ自分を苦しめることになるので、ありのままの真実を書いてください。

空欄や不向きな表現は避ける

志望動機がどうしても思いつかないとしても空欄で提出することは避けてください。というのも「空欄=やる気がない」とみなされてしまい選考からはじかれてしまうからです。

「アイドルをやってみたいから」「売れたいから」など漠然とした理由や、不向きな表現も避けましょう。

芸能界は「アイドルをやってみたい」「売れたい」だけで活躍できる世界ではありません。

たまにテレビで「有名になりたかったから」と言っているタレントさんもいますが、そういうタレントさんでも実は見えない所で色々な苦労や努力をしています。

また、あまりにもネガティブな表現もおすすめできません。もしあなたが選考担当者だったとして「私はドジでのろまで何をやってもダメな人間なんです」と書いてある人を合格させようと思いますか?

どうしてもそのような表現をしたい場合には「今までこういう人間でしたが、ダンスレッスンに通い続けるうちに自信を持てるようになりました。」「こんな私でも変われるということをアイドルになって証明して、自信をなくしている人の光になりたいです。」と最後はポジティブに志望動機につなげるのが良いです。

アイドルの志望動機で困ったらプロの意見を聞くのもおすすめ

アイドルの志望動機で困ったらプロの意見を聞くのもおすすめ

ここまで色々と志望動機について書いてきましたが「なんとなくわかってきたけどうまくまとまらない」「これで良いのか自信がない」という場合には、誰かに聞いてもらうのがおすすめです。

身近な家族や友人に聞いてもらいアドバイスをもらうのも良いですが、プロの意見を聞くとさらに自信を持って応募しやすくなります。

例えば、レッスンの先生やコーチ、実際に業界で働いている人にも意見を聞けるとより具体的な志望動機を書きやすくなるでしょう。

まとめ:アイドルの志望動機を書いてみよう

まとめ:アイドルの志望動機を書いてみよう

アイドルになるための志望動機は、自分が将来どのようなアイドルになりたいのかをイメージしておく必要があります。将来的になりたい人物像から逆算して「こうなりたいからこの事務所に入る必要がある」という明確な動機を伝えましょう。

募集している人材に自分が当てはまっていることをアピールしつつ、自分を合格させることでどういうメリットがあるのかも書くと選考担当者の目にとまりやすくなります。

もし自信がない場合には、プロにも相談してみるのも方法の1つです。自信を持って応募してください。