アイドルに憧れてなりたいと思う人はたくさんいます。そんな中で、まずはじめる行動としては、アイドル募集に対して応募することです。
しかし、2回3回とオーディションの参加回数を重ねるばかりで全然受からない方も多いです。そんな方の傾向としては自己PRができていないことがあげられます。
「私はそんなことはない」と思っているかも知れませんが、笑顔が得意、元気が持ち味、人を楽しませたい、などありきたりになっていませんか?
そこで今回は、アイドルに応募する際の自己PRのポイントをギュッとまとめてみました。アイドルになりたいけど、自己PRがしっかり出来ていない方に必見の内容になっています。
じっくり読んで内容を理解して、次回のアイドルオーディションの自己PRに活かしてください。
目次
応募自己PRで書類審査を通過できるか決まる
アイドルオーディションでは、自己PRで書類審査を通過できるかどうかが決まります。
書類審査する側は何百、何千の応募の中から、審査して選考しなくてはいきません。
そんな中で重要となる部分が、個性がある応募内容になっているかです。個性があるかどうかはとても大きなポイントになっているのです。
第一関門である書類審査での自己PRはどんな内容がNGなのかといえば、単調すぎて内容が薄いものです。内容が薄いとそれだけで、選考に通過するには厳しいのです。
実際に多い例としては、「笑顔と元気が取り柄です。」などです。
自己PRしても同じような内容で応募してくる方が多ければ、その内容は印象に残りづらくなってしまいます。
では応募の際に、どのような自己PR内容にすればいいのかを、ポイント毎にまとめました。次からの項目で確認してみてください。
アイドルの応募自己PRで押さえておきたい3つのポイント
応募での自己PRについてですが、はじめから最後まできちんと書いていくと考えると難しく感じますが、ポイントをしぼると意外と難しくありません。
それではアイドルの応募での自己PRするポイントについての項目はこちらになります。
①審査員の印象に残る意外性
②アピールポイントを絞る
③過去の実績
この3つのポイントをおさえながら応募に対して書いていくとスラスラと書けます。
それでは3つのポイントについて詳しく解説していきます。
①審査員の印象に残る意外性
審査員にとっては、普段の生活感があるような内容では印象に残りません。何かこの子は他人とは違うなという印象を応募で自己PRしないといけないのです。
意外性と言われてもピンとこない方が大半です。しかし、何気ない生活でも意外性な印象をあたえる出来事はあるのです。
例えば、清楚な所が自分の強みだとします。しかし別の性格として、喋り出したら止まらないなどギャップがあれば、それが意外性へとつながるのです。
自分の中の性格を2つ3つと書き出し、正反対になる部分を見つけて書いてください。そうすれば意外性へとつながるのです。
②アピールポイントを絞る
アピールポイントが散漫になり、どこが自己PRになっているのかわからなくなる方がいます。
「明るく元気で負けん気が強く、向上心がある」など、どの部分を強く自己PRしたいのかわからなくなり、審査員側からしても逆にアピールポイントがないと判断されてしまいます。
すべてをアピールしたいのはわかるのですが、一旦、1番アピールしたいポイントを絞りそこで勝負してください。書き漏れがあり不安になるかも知れませんが、1番のアピールポイントに個性を磨く方が印象に残ります。
③過去の実績
過去の実績として、自己PRする方法としては、自分の強みをエピソードを添えながら書くことです。ここでの過去の実績としては、2つにわかれます。
①学校やアルバイトなどの経験(学校の部活動での成績や、アルバイトで社会人の方と関わり人としての経験をした内容を書きます)
②過去の芸能活動での実績(アイドルはフレッシュなイメージがあり、過去に芸能に関わっていると不利だと考えている方が多いですが、きちんと辞めた理由を文章に書ければ、受かった経験があるのはプラスになります)
実際に①と②の具体的な例を記載してみます。
①学校やアルバイトでの経験
負けず嫌いな性格があります。私は学校でダンス部に所属してどうしても仲間と一緒に全国大会に出場したいと思っていました。その為に私は有名な先生に直接会いに行きダンスをみてもらい弱点を見つけてもらいました。弱点を練習して克服し見事に全国大会に出場できたのです。
②過去の実績
芸能活動としては2回目のチャレンジです。はじめは歌手として活躍したいと考えていたのでが、どうしてももっとダンスを取り入れた活動がしたく、前の事務所を辞めて応募しました。
あくまでも参考程度に文章はみてください。ただ元気で明るいだけや笑顔が持ち味だけではなく、強みと思う部分がなぜ強みと思うのかをエピソードを添えてアピールしていくとより審査員に伝わるでしょう。
アイドル応募時の注意点
自己PRについてのポイントをおさえたところで次に紹介するのは、応募時の注意点です。
普段の履歴書などと共通する部分もありますので、ぜひ参考にし、自分で書いた応募用紙を見返してみてください。
基本的な内容になっていますが、これが出来ていない方が多々みられます。
注意する点としては、3つです。
①嘘を書かない
②自分の性格がわかるように書く
③誰かにフィードバックをしてもらう
この3つが注意すべき点です。履歴書などにも共通するので、普段の生活にも役に立つ内容です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
①嘘を書かない
まずはなんといっても嘘を書かないです。正直に書くのが印象もいいのはわかっているのですが、どうしても身長や体重など少しごまかしたりしてしまう方がいます。
審査する側も嘘だとわかると、それだけで審査を通過させないのは当たり前です。ちょっとでも嘘をつく人なのだなと判断し、これからアイドルをするうえで致命傷になる可能性があるのです。
他にも「英語が話せます」や「ピアノなどの楽器が得意です」など得意とはいえるかわからないものまで書いてしまう方がいますが、自信がないようならば、書くのは控えてください。
特技がどうか迷った時には、身近な人に確認してみると自信をもって自己PRとして書けます。
②自分の性格がわかるように書く
自己PRでのポイントとしても書いた内容と少し重複しますが、性格も単調に書きすぎないようにしてください。
長文で書きすぎるのも審査員から読まれるかわかりませんが、短すぎても自己PRできません。
よくある性格でのNG的な内容としては、「明るく笑顔がチャームポイントです」のような自己PRが多くみられます。この内容だと誰でも書いてくるので、審査員の目には止まりにくくインパクトがありません。
とにかくなぜ笑顔がチャームポイントと思っているのかを自分なりに深掘りして書いてみると、より自己PRへとつながります。
例えば、学校のみんなから「〇〇ちゃんと話すと自然と笑顔になるよね」といわれて私にとっての笑顔はチャームポイントだと気付きました。
このように少しエピソードを織り交ぜるとより審査員に伝わりやすくなるのです。
③誰かにフィードバックをしてもらう
第3者に確認してもらいフィードバックしてもらうのも大事なポイントです。
審査員も第3者ですので、まずは身近な人に読んでもらい自己PRできているのかを確認してください。
自分の中では完璧かも知れませんが、他人に伝わらなければ自己PRになりません。具体的に良かった所や悪かった所の感想をもらい、より自己PRするにはどこを変えればいいのかを考えるきっかけにもつながるのです。
アイドルの応募自己PRの構成
アイドル応募の自己PRの構成ですが、他人に読んでもらうためのコツとして大事な所は3つあります。
①結論を書いて具体的な内容
(自己PRでの結論を最初に書きその後に具体的な内容を記載していきます。そうすると読む側としては、何について読むんでいるのか理解しやすくなるのです。)
②自分の課題
(自分にとっての弱みについても記載しどのような課題が今あるのかを具体的に書きます。それによって自己分析能力のある人物なのだと自己PRできるのです)
③今後どのように活動したいのか
(未来像を描きながら書くのも忘れないようにしてください。どうしても今と過去の自分ばかりを書いてしまいがちですが、今度アイドルとしてどうなっていきたいのかも大事な自己PRです)
この構成でいけば審査員の方達にも読みやすく自己PRがしっかりと書いてある応募になりますので、大事なポイントとして忘れないでください。
アイドルを目指すなら応募自己PRも作り込みましょう
アイドルのオーディションは増えており、その内容も様々です。それだけにアイドル事務所の特徴やアイドルの活動内容によってテンプレート的にまとめておくと効率よく応募できます。
書いた内容を今の自分に照らし合わせてアップデートしていけば、余計な手間暇かけずに書けるのです。
自己分析ができていけば自己PRへの深掘りに時間をかけれるので、より他人とはひと味違う個性的な自己PRができるのです。
そのことで応募審査を通過する可能性が増えてきていつしか憧れのアイドルへとたどり着くのです。
またこうした経験をしておくと、アイドルになってからの活動でも自分の個性を活かすために役に立ちます。