ハコイリ♡ムスメとは?癒しを与える天使たちの人気と魅力に迫る!

ハコイリ♡ムスメは、2014年に誕生し2020年まで活動したアイドルグループです。

コンセプトは「癒しと安らぎとトキメキをお届けする」。メンバーはコンセプト通り、見るもののココロを癒す愛らしさやあどけなさが絶大な魅力をもっていました。

この記事では、ハコイリ♡ムスメの活動の経歴をはじめ現在の状況、メンバープロフィールや代表曲、魅力について徹底解説します。

ハコイリ♡ムスメとは?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの誕生は所属事務所内でのオーディションでした。

当時のコンセプトは、「女優志望の女の子が『アイドルグループとしてデビューをすること』という課題に挑戦する」という、アイドルグループとしては珍しいもの。

アイドルとしての活動を行いながらも、定期公演では楽曲に関連した芝居を演じる「劇団ハコムス」で演者としての活動も精力的に行っていました。

まさに女優志望のアイドルグループそのものです。

結成当初は夏休み限定のユニットとして活動する予定だったはずが、活動開始とともにメキメキと知名度と人気を獲得。

結果、活動期間は継続され、その期間は2020年までのおよそ6年間にもなったのです。

活動期間の6年間を第1章から最終章となる第5章までに区切り、癒しと安らぎとトキメキを届けながら活動してきたハコイリ♡ムスメ。どのような経歴なのかを簡単に紹介しましょう。

【略歴】

・第一章

2014年結成、同年7月20日に開催された、AKIBAカルチャーズ劇場「デビュー直前アイドル5組新人公演〜真夏のシンデレラたち〜」公開ゲネプロにて初お披露目を果たす。

・第二章

2015年4月19日に新メンバーが加わり、初のオリジナル曲「微笑みと春のワンピース」を披露する。

11月にはクラウドファンディングにより制作されたCDを4タイトル発売。

・第三章

2016年4月23日の定期公演より第三章がスタート。

7月12日、デビュー当初から所属していたレーベルをつくばテレビからPENGUIN DISCに移籍。

11月22日、PENGUIN DISCからの第一弾シングル「ハコいっぱいのプレゼント」をリリース。

・第四章

ハコイリ♡ムスメ史のなかで第四章は期間が最も長く(2017年4月〜2019年4月)、毎年4月に行われていた新メンバーの加入も2018年はおこなわれていない。

2017年4月23日より第四章が開始。新メンバーがお披露目される。

2018年1月23日、新潟市古町生まれのアイドル・RYUTistとのコラボユニット「柳♡箱(RYUTistとハコイリ♡ムスメ)」にて、コラボシングル「ともだち」をリリース。

2月13日には、カバーアルバム『青春の音符たち〜Respect for 80’s&90’s』をリリース。同時にカバーアルバムを表題とした発売記念プレミアムライブツアーがスタート。

7月10日、第2弾シングル「エトワールを夢みて」をリリース。

7月29日からは1stコンサート「カバー公演〜青春の音符たち〜」「オリジナル公演〜私たちの宝バコ〜」が開催。

12月25日、オリジナルアルバム『ハコイリ♡ムスメ1stアルバム〜私たちの宝バコ〜』をリリース。

2019年7月28日、2ndコンサートがニッショーホールで開催。

・第五章(最終章)

2019年4月末、第五章スタート。これが最終章となる。

7月28日、「ハコイリ♡ムスメ2ndコンサート〜癒しとやすらぎとトキメキの世界へ〜」を開催。

10月5日に開催された定期公演で、メンバーの卒業と同時に、2020年春までグループ自体が充電期間(活動休止)に入ることを発表。

2020年3月、翌4月に開催される「ハコイリ♡ムスメの定期便、最終章〜永遠の宝バコ〜」をもって、メンバー全員卒業、ハコイリ♡ムスメの活動終了を発表。

しかし世界的な大規模感染症の流行のあおりを受け、予定していたライブは当初無観客で開催されると発表されていた。しかし4月8日、あえなく中止が伝えられる。

同年8月16日、延期となっていたラストライブを川崎・CLUB CITTA’で開催。

会場に集ったファンと、無料配信が行われたニコニコ生放送の視聴者の見守る中、ハコイリ♡ムスメは有終の美を飾り、その歴史に幕を下ろしたのです。

ハコイリ♡ムスメのメンバーは?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの最終メンバーは5名です。

  • 最終メンバー
  • 元メンバー

最終メンバーと元メンバーに分けて紹介しましょう。

最終メンバー

引用元:ハコイリ♡ムスメプロデューサー鈴木P Twitter

吉田万葉(よしだ まんよう)

3期生

2004年1月22日生まれ(東京都出身)

引用元:ハコイリ♡ムスメプロデューサー鈴木P Twitter

井上姫月(いのうえ ひるな)

3期生

2005年3月29日生まれ(東京都出身)

引用元:ハコイリ♡ムスメプロデューサー鈴木P Twitter

塩野虹(しおの なな)

4期生

2004年10月4日生まれ(東京都出身)

引用元:ハコイリ♡ムスメプロデューサー鈴木P Twitter

依田彩花(よだ あやか)

5期生

2004年2月23日生まれ(山梨県出身)

「絵森彩」と改名し、2023年5月現在もボックスコーポレーションに所属。

引用元:ハコイリ♡ムスメプロデューサー鈴木P Twitter

山本花奈(やまもと はな)

5期

2006年1月22日生まれ(神奈川県出身)

2023年5月現在、「マジカル・パンチライン」でアイドル活動中

元メンバー

ハコイリ♡ムスメの元メンバーは11人です。

  • 門前 亜里(かどまえ あり):1期生/2015年7月19日卒業
  • 内山 珠希(うちやま たまき):1期生/2016年3月20日卒業
  • 小松 もか(こまつ もか):1期生/2016年7月23日卒業
  • 菅沼 もにか(すがぬま もにか):1期生/2016年12月31日脱退
  • 神岡 実希(かみおか みき):1期/2017年5月28日卒業
  • 鉄戸 美桜(てつど みお):1期生/2018年3月21日卒業
  • 阿部 かれん(あべ かれん):2期生/2018年10月6日卒業
  • 星 里奈(ほし りな):3期生/2019年3月23日卒業
  • 我妻 桃実(わがつま ももみ):1期生/2019年9月29日卒業
  • 寺島 和花(てらしま わか):4期生/2019年10月22日卒業
  • 戸羽 望実(とば のぞみ):4期生/2019年10月22日卒業

ハコイリ♡ムスメの名前の由来は?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの名前の由来について調べてみたところ、明確なことはどこにも明記されていませんでした。

まるで「箱入り娘」のように、愛らしくあどけない女の子たちだったからこそ、このような名前になったのかもしれませんね。

ハコイリ♡ムスメの代表曲は?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの十八番は往年のアイドルグループのカバー曲。

おニャン子クラブや斉藤由貴、CoCoにribbonにQlair、チェキッ娘やアイドリング!!!などの楽曲を、原曲の良さを生かしたアレンジで歌い上げています。

しかしオリジナル曲も多数発表しているため、ハコイリ♡ムスメの楽曲は100曲以上になると言われています。多くの楽曲が公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。

ここではハコイリ♡ムスメの公式YouTubeチャンネルで配信されている、以下の3曲について紹介しましょう。

  • はんぶん不思議(CoCoカバー)
  • 微笑みと春のワンピース
  • 夏に急かされて

どのような曲か、ぜひ参考にしてください。

はんぶん不思議(CoCoカバー)

ハコイリムスメ「はんぶん不思議(CoCoカバー)」MV

1990年1月24日に発売された、女性アイドルグループ「CoCo」の2枚目のシングル『はんぶん不思議』のカバー曲。

初々しさやあどけなさ、はちきれんばかりの笑顔、クラスにいそうな女の子たちが歌う往年の名曲。見た目の可愛さだけではないしっかりとした歌唱力にも注目です。

原曲の良さを生かしたアレンジと、彼女たちの自然体な映像が相まって、青春の1ページを彷彿とさせる一曲になっています。

微笑みと春のワンピース

ハコイリムスメ「微笑みと春のワンピース」MV

ハコイリ♡ムスメの記念すべき初のオリジナル曲『微笑みと春のワンピース』。

とにかく可愛い、声も可愛いし顔も姿もすべて可愛い。愛らしい見た目に相反する見事な歌唱力、完璧なハモリとユニゾンにくらくらしそうになるかもしれません。

どこか懐かしいレトロなメロディや歌詞と、MVの彼女たちの雰囲気や衣装などが見事なマリアージュとなり、魅力を最大限に引き出してくれています。

お気に入りのワンピースで好きな男の子に告白する、そんな淡い恋心が絶妙に表現されています。

夏に急かされて

ハコイリムスメ「夏に急かされて」MV

オリジナル曲『夏に急かされて』。

まだまだ子どもなのに、夏の暑さに急かされてついつい背伸びをしてしまう……。そんな恋する女の子の思いを歌った一曲です。

MVを見ると、背伸びしたい年頃の女の子の感情がよく表現されていて、逆にほっこりしてしまいそう。

大人ぶって見せても隠しきれないあどけなさは、表情や姿だけでなく声にまで出ています。ハコイリ♡ムスメの神曲で夏の暑さも吹き飛ばせるかもしれませんね。

ハコイリ♡ムスメの魅力!人気の理由は?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの魅力といえば、若さゆえのあどけなさやあやうさ、愛らしさや癒される雰囲気など、ビジュアルが占める割合も大きかったようです。

しかし、癒しとときめきを与える天使たちの魅力は、どこか懐かしい雰囲気を醸し出し、昔を思い起こさせるギャップにもあったのかもしれません。

ハコイリ♡ムスメが得意とするのは、1980〜90年代のアイドルのカバーソング。同時代を彷彿とさせるオリジナル曲なども人気を博していました。

その魅力や人気は、今を生きる若い世代の女の子たちが、アイドル黄金期である昭和の良き時代を彷彿とさせることも、大きな要因となったのかもしれません。

当時を知っている世代から、当時を知らない世代まで、幅広い層へ訴えかけられるだけのアイドル力がハコイリ♡ムスメにはあるのです。

だからこそ、すぐに終わるはずが6年間も活動を続ける結果につながったのでしょう。

ハコイリ♡ムスメの事務所は?

引用元:BOX CORPORATION公式サイト

ハコイリ♡ムスメが所属していた事務所は、東京都港区白金台にある「株式会社ボックスコーポレーション」です。

ボックスコーポレーションといえば、男女問わず名だたる俳優が所属する大手芸能事務所です。

代表的な俳優には一色紗英や相武紗季、バラエティタレント・ママタレントとしても頭角を現し幅広く活動している坂下千里子などが所属しています。

所属レーベルは、最初はつくばテレビが、その後PENGUIN DISCが担いました。

ハコイリ♡ムスメのSNSのアカウントは?

ハコイリ♡ムスメのアイドル活動はすでに終了しているため、各種SNSアカウントの更新は停止しています。

しかし、公式Twitterと公式You Tube、SHOWROOMなどのアカウントそのものは残されています。過去のハコイリ♡ムスメのまばゆい活動の記録をぜひチェックしてみてください。

Twitter

YouTube

SHOWROOM

ハコイリ♡ムスメのライブに参加するには?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメはすでに活動を終了しているため、ライブへの参加は不可能です。

しかし、ライブの雰囲気を味わいたいのであれば、公式You Tubeチャンネルを覗いてみてはいかがでしょう。

ハコイリ♡ムスメの公式You Tubeチャンネルでは、活動終了までに開催されたライブの映像がたくさん公開されています。

規模の大小を問わず公開されていますので、彼女たちのさまざまな表情や歌声・ダンスなどを堪能できそうです。

オリジナルMVやライブ動画で、歌って踊る愛らしいハコイリ♡ムスメのライブを疑似体験してみてください。

ハコイリ♡ムスメの解散の噂は本当?

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

残念ながらハコイリ♡ムスメの活動はすでに終了しています。活動当時はメンバーの入れ替わりなどが激しかったようですが、「解散」の噂が立つことはとくになかったようです。

当初は2020年4月11日に行われる予定であったライブで、メンバー全員が卒業し、ハコイリ♡ムスメのグループ活動は終止符を打つ予定でした。

しかし世界中にまん延した大規模感染症のあおりを受け、ラストライブは延期に。

当初は無観客での有料配信ライブも計画されていましたが、こちらも最終的には中止になってしまいました。

ラストライブの開催が危ぶまれるなか、それでもメンバーや運営の意思は強く、見事、2020年8月16日に決行されたのです。

そしてハコイリ♡ムスメのメンバーは卒業・ハコイリ♡ムスメとしての活動も終了となりました。

もしあのとき大規模感染症が世界中を襲っていなければ、ハコイリ♡ムスメのラストステージはまた違った形となっていたかもしれません。

卒業や活動終了という言葉を使い、あえて「解散」という言葉を使わないことには、なにか意味があるのかもしれませんね。

まとめ:ハコイリ♡ムスメという名の天使たち

引用元:ハコイリ♡ムスメ公式Twitter

ハコイリ♡ムスメの女の子たちは、当時12歳〜19歳。どこまでも透明感があり、ツヤとハリのある声や表情にどれだけの人が癒やされ、夢中になったことでしょう。

ハコイリ♡ムスメの生の姿を見ることはもうできませんが、公式YouTubeなどの動画から思いを馳せてみてもいいかもしれませんね。

現在も芸能界で活動しているメンバーもいれば、活動終了後の消息がまったくわからないメンバーもいます。

今もどこかで、ハコイリ♡ムスメ時代に見せてくれた、はちきれんばかりの笑顔ですごしてくれればと思うばかりです。

昭和レトロな懐かしい雰囲気と、若さあふれるフレッシュ感のギャップを楽しみながら、ハコイリ♡ムスメに癒やされてはいかがでしょう。